成功への扉を開く6つの鍵⑥意志の力

うまくいかない代表的な原因として

始められない…

続けられない…

などがあります。

これらは「成果が出ないから」ではなく、それ以前の大前提の準備が整っていないがためにそのような状況の陥ってしまいます。

始めていなければ良くも悪くも成果は出ていませんので、成果以前の問題なのです。

自分の内側の問題に目を向けることができれば、成果も自ずと変わってきます。

この記事はこんな人が書いています

1982年生まれ。2004年(22歳)から現在に至るまで自己啓発の世界に身を置き、自己啓発のプロフェッショナルとして営業・講演・研修活動を行い、現在の月間セールス日本一の記録も保有しています。

すべて正規に版権を取得しており、自社取扱いプログラムともなっている

  • ナポレオン・ヒル(成功哲学の祖。「思考は現実化する」など成功法則を体系化)
  • ジョセフ・マーフィー(潜在意識の法則)
  • マクスウェル・マルツ(サイコ-サイバネティクス理論)
  • ジグ・ジグラー(自己イメージ改造理論)
  • ブライアン・トレーシー(営業の神様)
  • デール・カーネギー(道は開ける・人を動かす)
  • ジョー・ヴィターレ(引き寄せの法則ブームのきっかけとなった、ザ・シークレットの賢人エイブラハム)

これらすべてのプログラムを所有、実践し、プログラムユーザーへレクチャーしています。

現在のクライアントは法人のみですが、全国に在籍するインストラクターの育成と、プログラムユーザーのフォローサポートも担当しています。

~主な取扱い業務~

大手企業の新入社員研修
営業 / セールスなどの社内講演
オペレーションマニュアルの作成

成功への扉を開く6つの鍵⑥意志の力

次は意志の力という成功への鍵です。

この成功への鍵はある点で心の力の鍵と似ていますが、多くの点ではまた違ってもいます。
最も大きな違いの点は、心の力が新しいものであるのに対して、この意志の力という鍵は成功そのものと同じくらい昔からあるという点です。

この鍵は、意志の力と呼ばれています。

意志の力とはあらゆる条件に関わらず、あなたの望みのものを手に入れ、望みのゴールに達しようという情け容赦ない、抵抗しがたい決意のことです。

自然は

望みのものは何でも取って良い、対価さえ支払うのであれば。

と言います。

意志の力とは何であれ、その対価を潔く支払おうという気持ちです。
お金であれ時間であれ努力であれ、成功の大小として支払わなければいけないものを全て犠牲にするという覚悟です。

意志の力がその対価を支払うのです。

カルビン・クーリッジ大統領は

不屈の意志に変わるものはありえない

と言いました。

才能ではダメです。
才能を持ちながら成功できない人はどこにでもいます。

天才でもダメです。
報われない天才、という言葉はもう諺として定着していると言っても良いくらいです。

教養でもダメです。
この世は教養豊かな失敗者でいっぱいです。

不屈の意志と決意のみが、何物にも替えがたいのです。
一路邁進する、というスローガンが人類の問題をこれまで解き続けてきたのであり、またこれからも解いていくのです。

意志が弱い人ってどんな人?

すべて投げ出して放棄する人

意志の力が大事、と書くと

そうか、成功するためには意志の力が大事なのか

となっても、実体のあるものでもありませんのでいまいちピンとはきませんよね。

意志の力は成功哲学の視点ではなく、逆の不成功哲学の視点から見ていくと非常に分かりやすい分野です。

意志が弱い人とはどんな人、もしくはどんなシチュエーションに多いか想像してみて下さい。

意志が弱い人と言われて思いつく例

・三日坊主で終わってしまう人

・ダイエットを途中で諦めてしまう人

・禁煙を宣言しても誘惑に負けてすぐに喫煙してしまう人

この方々は例に漏れず、全員が見事に失敗に終わってしまっていますよね。

ということは

意志の力が弱いと失敗を招く原因になる

ことに繋がり、それはつまり

失敗の逆の成功を目指すためには、確固とした意志の力が必要

という証明にもなります。

意志の力の真価は、スタートではなく継続

毎日の貯蓄の積み重ね

意志の力はモチベーションと非常によく似ています。

どちらもスタートや発進の際に役に立つように思われがちですが、こういった勘違いを起こしてしまっている人の多くは

  • スタート後に意志の力もモチベーション同様に上下が激しくなる
  • 継続力がなく三日坊主で終わってしまう

という結果に繋がりやすいです。

失敗に終わってしまう人々の特徴

意志の力をスタートに向けて使っていて、ゴールに向けては使うことをしていない事がほとんど

意志の力もモチベーションも、真価は継続できることにある
こんな症状に陥っていませんか?

・優柔不断で決断ができない

・ブレブレで覚悟が決まらない

・熱い気持ちを持つことが恥ずかしい

こういった意志の力による決断や覚悟、モチベーションによる熱意を持つことがそもそも出来ない人というのは、自信の欠如が起因していることがほとんどです。

意志の力と心の力は混同しやすい

発芽するそっくりな2本の芽

意志の力と心の力はよく同じものとして扱われやすいですが、その性質や中身は全く異なるものです。

意志の力というものは、覚悟による決断力を活用するもの

意志の力というものは始めることの決断ではなく、達成することの決断を行うことで全く違った覚悟に変わります。

例えばダイエットの場合であれば

ダイエットをする!

ではなくて

10kg痩せるために必要なことを実行する!

という使い方をします。

とはいえこれにはスタートの時点で計画性が伴わないと、頓挫する原因にもなりますので注意が必要です。

心の力というものは、備えによる影響力を活用するもの

一方で心の力というものは、備えによる影響力を活用するものです。

心構えはあらゆる自分の思考に影響を及ぼします。

それが周囲にも伝わり、自分の周囲にどういった人が集まってくるのかまで影響します。

心構えは有事の際に真価を発揮する

・想定外の状況やトラブルの際に起きる、自分の思考やメンタルブロックによるベクトルのズレを修正する正確さ

・人間は機械ではないので心は必ず揺れ動く。その揺れをいかに小さく抑えることが出来るか

・心の揺れによりベクトルにズレが生じた際に、どれだけ早く元の基軸に戻せるかどうかの速さ

心構えが構築できていない、心構えってそもそも何?という方にはこちらの記事が参考になります。

意志の力を活用すれば才能・天才・教養という、言い訳の代表作を退けられる

STOPを突きつけるビジネスマン

あの人が天才だから出来た

私には才能がないから…

自分は教養がないので…

こういった言い訳をしている人を見たことがある、もしくは自分でも使ってしまった経験がある人は多いはずです。

成功に限定的な条件

成功するためには才能や天才、もしくは教養がないと絶対に無理だ

このような条件付けがあったとしたら、それこそ成功できる人という人は誰もが挑戦できるものではなく、極一部に限定されてしまいます。

ところが

成功の条件付け

成功するためには意志の力が重要で、それに代替できるものはない

という条件付けでしたらどうでしょうか?

これなら意志の力を活用できるようになりさえすれば、誰でもその条件を満たしたことになります。

こうして見ていくと、言い訳をすることで自分の可能性をどんどん狭めてしまっていることがよく分かります。

ついつい言い訳をしてしまう、言い訳や障害を乗り越えたいという方にはこちらの記事が参考になります。

まとめ
  • 意志の力は決意と覚悟を固めるために使うことで価値を発揮する
  • 意志の力と心の力は全く別のもので、作用する先も全く異なる
  • 意志の力を活用できるようになると、不要な言い訳を遠ざけることが出来る