交流会には日々たくさんの方がお越し頂き、様々な会話で盛り上がっています。

会の中でTACT運営も会話に混ざらせて頂く機会も多いのですが、会話が参加者さん同士で盛り上がっている時は皆さんに任せて聞きに回ることもよくあります。

その中で、運営目線で見ているときに

この人コミュニケーションの取り方がうまい!

と感じることがよくあります。
また逆に

こうしたらもっと他の参加者さんの気を引くことができるんだけどなぁ

と感じることもあります。

このコミュニケーションスキルによる違い一つで、交流会の後の流れを

パートナーとして今後も協力体制を結べる

ようになるのか

連絡先の交換をしてお礼のやり取りだけで終わる

ようにしてしまうのかを分ける大きな分かれ目になります。

「話す」のではなく「質問する」

Q&Aの文字

人は誰しもが承認欲求を持っています。

その表現の仕方が見せる、話す、行動するなど人により異なりますが、表現することでその承認欲求を満たそうとします。

ということは誰もが話したい、もしくは違った形での表現の欲求があるということです。

承認欲求とは?

他者に自分の存在を認めてもらいたい,あるいは自分の考え方を受け入れてもらいたい,という欲求をさす。

広辞苑

「話す」のではなく「聞く」ことが重要です!

という内容を本やセミナーなどでも見かけますが、これだと受け手が若干意味を間違えてしまうので私は「質問する」と表現しています。

話を聞いていることが成果に繋がっていないケース

交流会の中でも「聞くことが大事だよ!」と教わり「うん、うん」と入念に相手の話に耳を傾けている人がいます。
※話をちゃんと聞くことは非常に大切で重要なことです。

ただし、それで結果的に

相手の話を聞いているだけで全く仕事に繋がらない…

相手が話したいことを聞いているばかりで自分が話すことができない

これでは本末転倒です。

ListeningではなくAsking

相手が好き勝手に話していて、自分のペースや本来の落とし所に持っていけない原因は「聞く」の意味を間違えていることにあります。

マメ知識なお話

よくあるマーケティングリサーチなどで重要視されるのはAskingではなくListeningの方です。

これは調査対象者になる相手側の考え方や意見を、そのまま希釈せずに引き出すことができることにより、リサーチ側が想定してしない意見や考え方を発見することができるため、有効だからです。

Askingの方だとリサーチ側が調査対象者になる範囲、内容を予め決めることができるため、意図的に偏らせたりすることもできてしまいます。

それを理解の上で有効活用して、スクリーニングした限定範囲の対象者からリサーチ側が引き出したい内容を引き出すことで、より深くまで掘り下げることもできます。

日常生活でよくある例ですとメディアなどがその一例です。

相手の話に耳を傾けるのはListening

これは聞こえは悪いかもしれませんが

相手の話を聞いているだけ

になります。
※何度も言いますが相手の話をちゃんと聞くことは非常に大切で重要なことです。

こちら主導で質問する、尋ねるのがAsking

マメ知識にも書いたようにリサーチ側が引き出したい内容を「聞く」ことができるため、話しているのは相手ですがこの場合は自分が引き出したい情報を聞くことができます。

「話す」のではなく「聞く」ことが重要です!

の真意はこちらにあります。
先程の

相手の話を聞いているだけで全く仕事に繋がらない…

相手が話したいことを聞いているばかりで自分が話すことができない

この人達は意味を取り違えて相手の話したいことをただListeningしてしまっていることに原因があります。

質問が尋問になっては元も子もない

裁判で尋問している様子

そうすると、次に起こる問題はこちらです。

聞くの意味を間違えていた。これからは質問に徹しよう

そうするとよくある例は質問が尋問になってしまっているパターンです。

これでは相手もまるで事情聴取を受けているような感覚に陥ってしまいますので、人間関係の構築のためにコミュニケーションを取っているはずが真逆の効果になってしまいます。

Askingの一歩先ができる人

一歩踏み出し階段を登る様子

コミュニケーションを取るのが上手い人はトスの上げ方も上手い

交流会の運営の中でも

この人、あの人のこういった内容を聞き出したいんだろうなぁ

この人、今このタイミングでこういった話をしたいんだろうなぁ

といったものが見え隠れしているときにその場にあったトスを投げることがあります。
そうすると

(ナイストス!)

とその場で言葉にはしませんが目線でお礼を送ってくる、会の後に個別でお礼の連絡を送ってくる、といったやり取りがされることがあります。

こういった人たちをパートナーにできるかどうかは、自分が相手に与えられるメリットを明確にできるかどうかが鍵になりますのでこの記事を参考にしてみて下さい。

参加者さん同士でもこういった事が行われていることがありますが、トスをもらった側の気持ちを考えたら嬉しいですよね。

嬉しいことをしてくれた相手に対して持つ感情というものはプラスの感情しかありません。

こういったものを活用して、TACT運営も参加者の方とパートナーとして繋がっているケースはたくさんあります。

相手が喜ぶようなトスを投げてあげることができるかどうかもコミュニケーションスキルの応用の一つになります。

まとめ
  • ListeningではなくAsking
  • 質問が尋問にならないようにしよう
  • 相手が望むトスを上げてあげる上級テクニックを使いこなそう